おはなしのはなし(2)

2015.5.25おはなしのはなし

今回のおはなしのじかんで取り扱った絵本たちを紹介いたします♪

 

年長組さん

出展

あなのはなし 『なまくらトック』(東京子どもとしょかん)

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♪内容

チェコの不思議な創作民話「あなのはなし」。主人公は「あな(穴)」です。

靴下に空いた小さな「あな」がある日、靴下をのみこみ、旅に出ます。

旅の道中、楽しい仲間が増えていきます。しかしそこへ旅の一団を食べてやろうと、オオカミがやってきて・・・・

♪子ども達の反応

あなのはなしは、赤い靴下にあいた穴が、靴下を飲み込んで(笑)ぶらりと外へ出かけていくところから

話が始まります。「えっ!あなが?」とけげんな顔をする子や、「ふん、ふん、それで?」とじっとこちらを

見つめる子もいました。

おおかみが出てくると、予想通りの展開と思って聞いているのですが、

結末は予想外。びっくりしたり、笑い出したり、きょとんとしていたり、子ども達思い思いに楽しみました。

 

♪出展

ふしぎなたいこ『ふしぎなたいこ』(岩波書店)

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♪内容

ふしぎなたいこは、日本の昔話です。主人公の「げんごろう」さんが不思議な太鼓を叩くと、

不思議不思議、お鼻がどんどん伸びていきます。

鼻はいったいどこまで伸びるのだろう?興味本位で太鼓をたたき続けるげんごろうさんに

予想しないハプニングが!げんごうろさんの運命やいかに?

♪子ども達の反応

太鼓をたたいて鼻を高くしたり、低くしたりするシーンが

特に子ども達にはおもしろいらしく、自分の鼻を触ってみたりしました。

物語の展開とともに鼻がどんどん伸びていく様が目に見えるように想像できるので、

子ども達は鼻先が白い雲の中に入っていったときには、声をあげて驚いていました。

おはなしを2つ語った後で、下記絵本を4冊読みました。

約30分もの間、子ども達はよく集中して耳を澄ませ、お話の世界に入り込んでいました。

 『どうやってねるのかな』(福音館書店)

『ととけっこうよがあけた』(こぐま社)

『わたしのワンピース』(こぐま社)

『ちいさなヒッポ』(偕成社)

 

 

年中組さん

♪出展

『わたしのワンピース』(こぐま社)

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あらすじ

野原で白いきれをひろったうさぎは、黒い足踏みミシンでワンピースを縫います。

お花畑を通ればまっしろなワンピースが花もようへ、雨が降ればみずたまもようへ。

小鳥もようのワンピースは空を飛んだりします。

最後はどんなもようのワンピースになったのでしょうか☆

この他下記4冊を読みました。

また、家庭でも子ども達に絵本を読んであげて下さい。

知っている話や絵本だからこそ、また楽しみも一層増すことでしょう。

 

『ぐりとぐら』(福音館書店)

『ねずみのほん ①』(童話屋)

『ねずみのほん ②』(童話屋)

『ねずみのほん ③』(童話屋)

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