2月のおはなしの時間

2018.3.2おはなしのはなし

2月のおはなしは年長組のみ行いました。

おはなし:がちょうはくちょう 「おはなしのろうそく27」東京子ども図書館より

絵本:ハリーのセーター

にいさんといもうと

 

ロシアの昔話「がちょうはくちょう」

始まりのところでマーシャが弟のイヴァーヌシカのお守りを両親から頼まれていたのに、弟を置いて友だちのところへ遊びに行ってしまいます。もうここで、「えーっ」と声を出す子もいれば、口へ手をあててすくむ子もいて、この先の不安を感じて話に引き込まれていくのがよくわかります。さらわれた弟を探して駆け回るマーシャと一緒になって、ハラハラドキドキを体験できたのではないかと思います。

 

「ハリーのセーター」

ハリーのセーターには、おなじみのどろんこハリーが登場します。ハリーは、プレゼントにもらったばらの模様のセーターが気に入らなくて、何度も捨てようとしますが・・・。

 

「にいさんといもうと」

兄さんが妹をからかい、そのたびに妹は泣き出します。でもほんとはそんないじわるはしないのです。兄さんのいる女の子には思い当たるふしがあったようでとても納得していました。

 

1年間で年長組は7つ、年中組は5つのおはなしを楽しみました。2年間(年中と年長)を通して、子ども達はとてもよくおはなしが聞けるるようになります。ことばを聞くだけで、その情景を自分なりに想像し、主人公の気持ちを感じることができるようになります。

小学校へ行っても、家庭で是非、絵本を読んであげて下さい。また、おはなしは昔話集からいろいろ読んであげるといいと思います。