図書室だより⑤

2017.2.28おはなしのはなし

年長組

おはなし:金色とさかなのオンドリ 『なまくらトック』より(東京子ども図書館)   ひなどりとネコ『子どもに聞かせる世界の民話』より(実業之日本社)

絵本:『雪の結晶』(あすなろ書房) 『ふゆめがっしょうだん』(福音館書店) 『ねえどれがいい?』(評論社)

今年は酉年ということで、トリにちなんだおはなしを2つしました。                                  金色とさかなのオンドリでは、何度もきつねにつれていかれてしまうオンドリが、とうとうもう助からないのかという場面になると、子ども達は急にシーンとなって心配そうになります。でも、助かってホッとすると、ばかなオンドリ!と思う子もいたようです。     ひなどりとネコも、はらはらさせられる話です。でも結末に子ども達はほんとにびっくりして、思わずあっ!と声をあげます。そしてそのあと、「よかったやん」と安堵の声もあります。

 

年中組

おはなし:ふしぎなたいこ 『ふしぎなたいこ』より(岩波書店)

絵本:『ちびくろさんぼ』(瑞雲社) 『ねぇ、どれがいい?』(評論者)

ふしぎなたいこは日本の昔話です。げんごろうさんという主人公の名前からしておかしがる子もいます。げんごろうさんの鼻がどんどん伸びるのを想像しながら聞いていて、その鼻がどんどん伸びるのを想像しながら聞いていて、その鼻が木よりも高く、山よりも高く・・・・となってくると、えーっと驚きます。子どもたちは、自分の頭の中にそれぞれのイメージを持って、おはなしを聞きながら楽しんでいるのがよくわかります。

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今年度のおはなしの時間はこれでおしまいです。来年度も楽しいおはなしをたくさん楽しみたいと思っています。紹介していますおはなしの本やえほんは図書室にそろえていますので是非ご利用ください。

芦田 悦子