図書室だより②
2016.6.14おはなしのはなし
5月より おはなしの時間がはじまりました。
<年長組>
おはなし:あなのはなし 「なまくらトック」より ふしぎなたいこ「ふしぎなたいこ」より
絵本:ちいさなヒッポ おさるとぼうしうり
『あなのはなし』は、赤い靴下にあいた穴がどんどん大きくなって靴下を飲み込んで
ぶらりと外へ出ていき、ドーナツ、カエル、ツバメ、ヒツジと次々に仲間を増やし
森へたどり着くというお話。 子ども達が楽しむのは、言葉の繰り返しと、
「やっぱりオオカミが」と予想が当たること。
そして結果のおもしろさ。それぞれの子どもがいろいろ自分で想像します。
『ふしぎなたいこは』は、げんごろうさんの鼻がどんどんのびるのが目に見えるように
想像できるので、「えーーーーっ!」と声をあげて驚きます。
げんごろうぶな という魚になってしまうのもおもしろいようです。
絵本は2冊とも、とてもよく聞きます。
絵の素晴らしさや、言葉の楽しさを是非、一緒に楽しんでください。
<年中組>
絵本:ととけっこうよがあけた どうやってねるのかな わたしのワンピース
ちいさなねこ そらいろのたね
わらべうたの「ととけっこうよがあけた」から読み始めました。
わらべうた独特のリズムと日本語の楽しさを味わえたと思います。
「ちいさなねこ」は5冊の中で最も集中して聞けました。幼い子の気持ちをしっかりつかむ
ストーリー性が写実的な絵と共に子どもの心に届く絵本です。
幼い子は一度読んでもらっただけでは、まだまだよく理解できないものです。
何度も同じ絵本を読んでとせがむと思います。
どうぞ、何度でも 可能な限り読んであげてください。知っているものにであう喜びがあります。
☆紹介したおはなしの本は絵本は すべて図書室にあります。どうぞ借りにきてくださいね。